不眠改善のためにとりたい成分・食事・栄養

ストレスの多い現代の日本社会では、実に5人に1人が何かしらの睡眠に関する悩みを抱えていると言われています。
朝までしっかり眠れない、眠りがいつも浅い、なかなか寝付けない、などの不眠の悩みは、日中の仕事や勉強などのさまざまな活動にも大きく影響を及ぼすので、不眠の原因となっているストレスや健康状態を改善することが大切です。
不眠改善のためには、毎日のバランスの良い食事も大切で、特に摂りたい成分や栄養素があるので、ここで紹介しましょう。

 

まず、トリプトファンという成分です。
これは、必須アミノ酸の一つで、体内では合成できない必須栄養素になるので、食事でしっかり補いたい栄養素です。
トリプトファンは脳に運ばれると、セロトニンという脳内物質を生成する原材料となります。
不眠に悩む人であれば、セロトニンという名前を聞いたことがあるかと思うのですが、この成分には、精神安定や鎮痛、睡眠を促す作用があります。
睡眠ホルモンであるメロトニン分泌を促す働きがあるトリプトファンは、夕食時などに積極的に摂りたい栄養素です。
トリプトファンを多く含む食品には、アーモンドやプロセスチーズ、納豆、お肉、豆乳、バナナなどがあります。
ただ、注意したいのが、このトリプトファンは、それだけではセロトニンにならないので、セロトニン合成に必要となるビタミンB6も同時に摂ることが大切です。
ビタミンB6を豊富に含む食品は、レバーやまぐろ、バナナや大豆製品等です。
バナナや豆乳は、セロトニンとビタミンB6も多く含まれるので、積極的に摂るのがおすすめです。

 

また、リラックス作用のあるギャバも不眠改善に効果が期待できる成分です。
ギャバは、神経の興奮を抑制する働きがあり、他に、成長ホルモンの分泌を促したり、内臓疲労や不眠の改善、記憶や気分の改善など、さまざまな効果が期待できると言われています。
玄米やトマト、アスパラガスやカボチャなどに、ギャバが豊富に含まれています。

 

他にも、カルシウムやマグネシウム、ビタミンB群やビタミンCなどは、不眠改善に効果があるとされる基礎栄養素です。
バランスの良い食事を心がけ、トリプトファンやギャバを多く含む食品にも気を付けてみてください。

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